百数十年の時を超えた和甕を使い、九州山脈の伏流水と、太陽の恵みを受けた宮崎産のサツマイモと国産米を使い、黒麹仕込みの焼酎に創り上げました。
須木は収集山脈の山々との間にあるため、秋から冬にかけては風の通り道とも言われています。杜氏は蔵に当たる通り道の強い風を、時にしてやさしく暖かいそよ風に変え蔵に招き入れるために、焼酎つくりの間には常に「風の番人」となり、蔵の門を操り続けています。これを焼酎の名前につけました。
丁寧に造りあげたこの焼酎は、黒麹としては甘く・やさしく・すっきりとした味わいの中にも力強さがあります。お湯割り・ロック・水割りと、どの飲み方でも美味しく召し上がれますので、楽笑甘杯でお楽しみください
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2 件のレビュー
ストレートでいきます。
白麹らしい優しい口当たりですね。すっごく上品です。でも含んでいたらじわじわと芋の旨みがわき上がってきます。まさに沸き上がってくるという表現がうってつけなんです。
かといって刺激がわき上がってくる事はなく、旨みががんがん伝わっても、優しいままの味わいです。舌先にちょっとした焼酎らしい刺激があるけど、これが深みを与えてくれる事はあっても、きつい味わいには感じません。
ロックにします。
柔らかかった口当たりにすっきりのフルーティーさがプラスされて、旨みがあってもさっぱりした口当たりになりました。口の中でやっぱり優しいです。すっと入ってくる旨みながら、そのバックに焼酎らしい辛みがほんのりあって、これがいい刺激になっています。旨みが引き立てられていますね。
ストレートで呑んでも優しく柔らかい口当たりです。だけどすぐにしっかりした旨味と甘みが感じられます。旨味の向こうにある焼酎辛さが軽すぎない味わいになっていますね。
含んでいるときの味わいは独特です。最初は焼酎辛さがあるのですが、すぐに旨味が湧き上がってきます。薄いわけでなく上品でコク深い。
喉越しよく、そして切れ味抜群です。焼酎辛さが湧き上がり、芋の旨味が追いかける後味です。
ロックにします。
ロックでフルーティーになっても、しっかり旨みが残る味わいです。しっかり甘みが伝わる含み心地が心地良いです。この甘みがこれまた深い。刺激はあまりなく焼酎の旨みのみを取り出したような味わいです。このコクの割にはキレのあるのど越しです。キレた後でじわっとわき上がってくる後味に焼酎の絡みがやや感じる後味。