「川辺」の原料は、ただ水と米だけ。
日本一の清流川辺川の水と、その水で育った美味しい米を用い、そこに繊月酒造の伝承の技が、共演することにより完成した焼酎です。 繊月酒造として、純米焼酎「川辺」を通じて、熊本の、そして川辺川の水の美しさを知って頂きたいと思っています。
吟醸酒のような甘く華やかな香りが広がり、口当たりも大変やわらかな飲み口です。オススメの飲み方はロック、または水割りですっきりとした飲み口をお楽しみ下さい。
人吉・球磨には、米作りにまつわる面白い話があります。周囲を山々に囲まれた山間部で幕府の監視の目が届きにくい事から、隠れて耕作し租税を逃れた多くの“隠し田”があったと。
鎌倉時代から一帯を治めた相良氏は公称石高2万2000石。 しかし実際は10万石を越えていたともいわれています。 先人から受け継がれた豊かな水田には湧水が溢れ、秋には黄金の稲穂が風に揺れる風景が見られます。
川辺川は豊富な水量ばかりでなく、水質の美しさでも知られる一級河川。
球磨川水系の最大の支流で、延長約67Kmあります。 国土交通省の公表する一級河川水質ランキング調査において、平成18年度の調査から8年連続で全国1位に選ばれている最も美しい清流です。
光を反射して水面はエメラルドグリーンに輝き、覗き込むと川底の石まで見える透明感。
鮎やハゼ、ウグイ、ヤマメなどの川魚が泳ぎ、初夏には無数のホタルが光り飛び交います。
原料の少しの違いが味わいを大きく左右する本格焼酎。 特に球磨焼酎の原料は米と水のみ。いい水、いい米を用い常に高品質の焼酎を造るのが繊月酒造の目指すところです。
1903年の創業当時、その頃は杜氏集団という専門家が焼酎蔵の仕込みをしてまわることが当たり前の時代、繊月酒造には当蔵だけの専属の杜氏がいました。
この初代杜氏・横井宇作の時から、代々杜氏の技術をきちんと習得した弟子が次の時代の杜氏に選出されるという形を取っており、現在の6代目杜氏・馬場裕次まで世代を超えて、当蔵独自の技術の伝承が脈々と受け継がれているのです。
「川辺」の原料は、ただ水と米だけ。
日本一の清流川辺川の水と、その水で育った美味しい米を用い、そこに繊月酒造の伝承の技が、共演することにより完成した焼酎です。
繊月酒造として、純米焼酎「川辺」を通じて、熊本の、そして川辺川の 水の美しさを知って頂きたいと思っています。 全国的に大規模なコマーシャルは行っていませんが、いま「川辺」は 川辺川の美しさに感動した人や味わいを評価して頂いた人の”伝える力” によって広がりをみせています。
私共は「川辺」とともに生物を育む自然や水の大切さが共に伝わることを願いつつ、日々研鑚してまいります。
ぜひ、ホタル舞う川辺川の風景を思い浮かべながら味わって頂ければ 幸いです。
繊月酒造HPより
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