鹿児島県産のさつま芋を白麹で仕込み、常圧蒸留しました。
蒸留するときに最初に出てくる 「初留取り(しょりゅうどり、『はなたれ』とも)」を 長期甕貯蔵した、希代の本格芋焼酎です。 アルコール度数は42度。はじめの口あたりは甘く濃醇、 後口はドライな辛口に変わります。
初留取り(ハナタレ)原酒とは
蒸留によって留出するアルコール度数は初留区分では高く、時間とともに低くなっていきます。そのトータルが蒸留した焼酎の度数となるのですが兼重原酒はその度数の高い初留部分だけを集めてあります。これを初留取り(はなたれ)原酒と呼びます。
お勧めの飲み方
兼重原酒(芋)は強い果実様のフレーバーをもつ焼酎です。原酒なので、ブランデーグラスに注ぎ、手のひらで暖めながら立ち上る香りを楽しむか、冷凍庫でとろとろになるまで(凍りません)冷やしてちびちびとなめるように召し上がるのが理想です。
伝兵衛蔵は、手づくりの焼酎蔵として、明治元年に創業いたしました。以来、本格焼酎の伝統の味・技・心を大切に今まで続けております。
伝兵衛蔵は仕込みに使う甕や、蒸留器、麹室にいたるまでひとつひとつにこだわりがあります。
長年培われてきた技により、洗練された本格焼酎の原酒が生まれます。
手作業の焼酎づくりだからこそ、その日の天気、温度、湿度にも十分気を配ります。
伝兵衛蔵独特の優しい香り、凛とした空気感さえも大切にして蔵人たちは本格焼酎づくりの誇りを胸に、真摯に取り組んでおります。そうしてはじめて伝統は守られるということを肝に銘じて、皆さまに愛される焼酎づくりに励んでおります。
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