味わい深い酸味が心地よく、濃縮感が最高。樽発酵 樽熟成 正統派シャルドネ。
自社農園(*牧内農業生産組合)で栽培したシャルドネのみを使用し、オーク樽の中で発酵、熟成、シュール・リーを行いました。
シャルドネ自身が持つ果実味、そして、樽発酵による抑制された樽香、喉ごしの柔らかさ。
また、樽熟成由来のブーケ、シュール・リーからの旨み。それら全てがインテグレイトされた都農ワインの逸品、
シャルドネ エステートをご賞味ください。
製造元 | 都農ワイナリー |
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原材料 | シャルドネ |
内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 11度 |
保存方法 | 直射日光を避けて常温で保存 |
同梱について | 1800ml瓶を含む場合は合計6本まで、900ml以下のみの場合は合計12本まで同梱可能です。 |
2023ヴィンテージレポート
暖冬気味の暖かい冬からはじまり、2月には枝が割れそうなくらいの寒波に数日あいましたが、枯れ込むことなく3月中旬には萌芽をむかえました。それ以降は例年より少し早い生育ステージで進み、5月6月ともに安定した気候が続き、大雨に合うことなく開花しました。梅雨時期もよく雨が降りましたが例年並みの雨量でなんとかしのげました。7月に入ると豊富な日照に恵まれて香りが豊かになりました。収穫時期は雨に悩まされましたが、8月29日に果実味豊かなシャルドネを収穫できました
2023メイキングレポート
果汁を酸化させないよう作業を工夫し、良質な果汁のみをフレンチオーク樽の中で発酵させました。樽は、フレンチオークのヌベール主体で、トーストはミディアムプラス。新樽と1年樽を組み合わせて樽発酵させました。発酵温度は13度~15度で3週間程度。アルコール発酵終了後は、6ヶ月間樽で熟成させ、その間、酵母と接触させるシュールリーを行い、複雑味と味わいの厚みを持たせるようにしました。そして、シャルドネ自身の持つ果実味、味わい深さを引き出すよう醸造に努めました。
輝きのあるイエローゴールド
輝きのあるしっかりとしたイエローゴールドの色調。
樹齢を重ね、密度の濃いシャルドネからくる凝縮感が豊かな香りや味わいを想像させます。
粘性はやや強めで厚みのある味わいを期待できます。
変化のある豊かな香り
リンゴやラフランスのような白い酸味を伴う香りが第一印象です。
時間が経つにつれ樽由来の香りやバナナなどのふくよかな香りが加わります。
またライムなど柑橘の爽やかさも合わさり、豊かですがスッキリとした印象です。
塩味と酸味によるしっかりとした輪郭
第一印象は塩味やミネラル感、果実の酸味が前面に感じられます。
アタックはやや強めでほのかに樽のニュアンスもあり厚みのあるボディです。
後半には心地よい苦みと重厚感のある濃密な味わいが続き、それらを輪郭のある果実味がバランスの良い余韻を形成しています。
時間をかけて徐々に開きそうです。
酸味と果実味が綺麗に主張しているワインですので、3年から5年かけて熟成のピークに向かう印象を受けます。今後のビン内での熟成が楽しみです。
素材の味わいを活かしたお料理と
10~12℃のあまり冷やしすぎない温度帯がオススメです。
魚の塩焼きやせいろ蒸し、温野菜など素材のうま味を感じられるお料理と非常に良い相性を見せてくれます。
お魚以外にも鶏肉の煮込みや香草を使ったローストポークなどと合わせてみても面白いでしょう。
TsunoWine&Bakeryからはローストポークサンド、ゴルゴンゾーラを使ったハニーチーズとのマリアージュなどがおすすめです。
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1 件のレビュー
伸びやかな果実味と程良い酸味。まだ若々しくてフレッシュだが、樽発酵に由来する樽のニュアンスがバランスよく入っている。シュールリーの故か、時間の経過とともに複雑さも出てくる。余韻はそれほど長くないが、重くならずにきれいにまとまっていて、とても美味しい。日本のシャルドネとしては、かなりのハイレベル。